こんばんは!
社団法人結婚恋愛心理カウンセラー協会
(通称JWC)
カウンセラー講師兼スタッフのあべです。
今回、いただいたLINEを読んでいく中で
「非言語コミュニケーション」が
苦手な方やそもそもあんまり
理解していない方が多い印象でした。
◎言語7%、非言語90%
コミュニケーションには
相手に与える影響の強さの差
というものがあります。
・顔の表情や仕草→55%
・声のトーンや話す速度→38%
・話す内容(言語情報)→7%
これは、メラビアンの法則と呼ばれます。
メラビアンさんという心理学者が発見した
科学的根拠のある法則です。
例えば、「ありがとう」という言葉も
笑顔で言われるのと無愛想に言われるのでは
大きく意味合いが変わってきます。
たとえポジティブな言葉でも言い方一つで
嫌味や攻撃に聞こえてしまうんです。
メラビアンの数字から見てもわかる通り
言語コミュニケーションは
コミュニケーションのうち「7%」しか
相手に伝わりません。
なのでそもそも
「言語コミュニケーションは出来て
非言語コミュニケーションは出来ない」
という状態には
よっぽどのことがない限り
ならないんです。
◎コミュニケーションができている状態とは?
コミュニケーションができている状態
というのは、
メラビアンからいっても、話す言葉よりも
声のトーンや話す速度、顔の表情や仕草が
相手に好感を与えるものになっている状態
です。
つまり、
・感情をコントロールできている
・無意識に感情を表情に出さない
・怒りや不機嫌さを声のトーンに出ない
・調子が良い時と悪い時で差を作らない
こういったことが出来ている状態です。
ただ笑顔でいるとか
感情を表にだすとか
身振り手振りをしている・・
ということとは違うんです!
◎よくある非言語コミュニケーションの失敗
たとえば、
「連絡が少なくて不満があったけど言わないようにしていた」
「本当はもっと会ってほしかったけど伝えないで我慢していた」
このように
「言わないようにしていた」「伝えなかった」「我慢した」
と、ネガティブな感情を
言葉にはしていないという方がいます。
しかし、メラビアンの法則を見てわかる通り
言葉にしていなくても、
あなたがそう思っていたのなら
ネガティブな感情はすべて
表情や声のトーンから
相手には伝わっていたということです。
何より、日本人は
自己肯定感が引く傾向があるので
よりネガティブに受け取ります。
ちょっと考えるために黙った瞬間や
ふと声が低くなった時など
意識していないほんの些細な部分で
相手はあなたから
ネガティブな感情を受け取るんです。
あなたは、
人と話すときに目を見て笑顔で話せますか?
嫌なことを言われても、
相手を受け止めようと理解する姿勢や
表情、話し方ができていますか?
◎難しいと思った人はコミュニケーションが苦手
ここまでのコミュニケーションについて
読んでいる中で
「難しい」とか「無理だよ・・」と
感じてしまったり
「どうすれば良いの??」と
思った方は、
まさにコミュニケーションが苦手な方
といえます。
ここまでお話した内容は
コミュニケーションが得意な方であれば
「なるほど!」「やってみよう!」と
すぐに実行できるものですからね。
まずはあなた自身、
コミュニケーションが
苦手なのか?得意なのか?を
自覚していきましょう!
◎コミュニケーションを”自覚”する!
人の行動の90%は無意識です。
歩くことや呼吸することを
「右手を出して、左足をだして」とか
「息を吐いて、次に吸って」と
意識していないと思います。
それと同じく、
人のコミュニケーションは
子供の頃から根付いているものですし
ほぼ無意識にやらなくてはなりません。
「まず表情をつくって、声は高めで、、」
というように、意識できないですからね。
だからコミュニケーションを
改善していくには、自覚して
意識的にコミュニケーションを練習し
無意識に良いコミュニケーションが
できるようにならないとなんです。
では、なぜ
良いコミュニケーションが
必要なのか、というと、
「同じ失敗をしないため」です。
好きな人を知らない間に不快にしていたら
とても悲しいですよね。
しかも、自分では良いことだと思っていたり
何も考えず無意識にやっていたことで
お相手を不快にしていたり、
相手から嫌われていたとしたら
それほど辛いことはありません。
反対に、無意識に良いコミュニケーションが
できるようになれば
なにも考えずに話しても
なにも考えずに連絡をしても
相手を不快にしないですし
むしろ相手に好感を持ってもらったり
無意識に相手から愛されるように
なれるんです!
◎あなたのコミュニケーションの
良いところはどんなところですか?
今日は、こちら教えてください!
自覚すべきはもちろん
悪いところばかりでは
ありませんからね^^
悪いところがある=良いところがある
ということです。
自己肯定感を高めていくうえでも
自分のコミュニケーションの良いところを
さがして、みつけていきましょう!
コミュニケーションが苦手だと感じる方は
良いところを見つけるのは難しいかもしれません。
そんな時は誰かから褒められたこと
例えば「笑顔で話しやすい」というようなことでも
それも思い当たらなければ、
悪いと感じるところでも大丈夫です。
まずは自分のコミュニケーションを
自覚するところから始めましょう。
今回も明日の朝10時までに
お答えいただいた方へ
お返事させていただきます^^
あなたのコミュニケーションを改善して
無意識に、何も考えなくても
愛される言動ができる人になって
大好きな人から愛されていきましょう!