こんにちは!セラピストのけいこです!
コラムもあっという間に5回目になりました!
皆さんに伝えたいことがたくさん たくさんあって、こうして毎週その機会が持てることに 感謝の気持ちでいっぱいです。
いつも読んでくださり ありがとうございます^^
感想やコラムのテーマ いつでもお待ちしておりますよ!
さてさて、今回のテーマは・・・
「けいこのメンヘラ脱却法」
胸を張って「わたしはメンヘラだ」と繰り返していたおかげか、このようなテーマをいただきました笑
セラピストデビューしてからとくに、ご相談者さんと話す機会が増えたことで、「先生メンヘラだったんですか!?信じられない!」とお言葉いただくことが増えましたが、
わたし、立派に、メンヘラだったんですよ。笑
メンヘラ代表だったわたしが、ここまで前向きになれた理由。すこし恥ずかしいですが(そして長めですが)、お話させていただきますね!
そもそもの家庭環境
わたしがメンヘラだった理由のひとつに、家庭環境の影響があげられます。
小学校5年生頃から家庭環境が非常によろしくないものになり、同時に学校ではいじめられるように。仲の良かった友人にも華麗に裏切られ(思春期あるあるですね・・)、どこにいても孤独感がぬぐえない毎日。これが小学校卒業するまでのおよそ2年間、続きました。
いじめがこわくて不登校になったけれど、家にいたらいたでしんどい。「わたしが存在する理由ってなんなんだろう」と考える11歳。・・う~ん、なんだかドキュメンタリー番組作れそうですね笑
5人兄弟で、家族の人数は多かったけれど、ずっと寂しかったんだな・・と、振り返って改めて思います。
そしてこれは、当然のようにそこから先の人間関係に大きく影響するのです。
恋愛弱者
そんな環境にいたためか、孤独感を引きずったまま成長していったわたしは、付き合う男性にことごとく依存します。
四六時中いっしょにいないと不安だし、ほかの女性と過ごすと嫉妬しまくるし、けんかをすれば目の前で死のうとするし・・・(Not比喩表現)
彼がほんとうに自分のことを愛してくれているか信じられず、じぶんのことがきらいでキライで仕方なかった。
そうしてわたしは「めんどくさい」「重い」「一緒にいたいと思えない」と、同じような、似たような言葉を告げられて、これまたことごとくフラれたのでした。
別れの原因
そうして同棲、両親への紹介までした彼に同じ職場の部下と浮気され、フラれたわたしは
「なんだか毎回 似たようなことで別れてる気がするぞ?」
ということにようやく気付き、どうにか克服したいと考えました。
このときの彼とお付き合いしている最中、
「なんでそんなに自信ないの?」
「なんですぐ死のうとするの?俺は一緒にいたいとおもってるのに」
「けいこはなんでもすぐネガティブにとらえるから、そんなに自分を傷付けるの好きなのか、楽しいのかなって疑問におもう」
・・と、頻繁に言われていて、たしかにその通りかも・・と、感じてはいたんですね。
別れてからようやく気付くなんて・・と、また自分を責める気持ちと同時に
「でも、やり方がわからない。どうしたらこのネガティブは、根底の寂しさは、消えてくれるんだろう?」
そう思い始め、ネットで検索し、恩師である宮城先生にたどり着きました。
自己承認の大切さ
宮城先生から「自己承認」という言葉を初めて聞いたとき、
「承認なんてできない。わたしは自分のことなんて好きになれない」
と、強く思いました。それほど自分という存在が、いやでいやで仕方なかったんです。
自分の良いところもわからなかったし、だれかが自分を好きになってくれるはずもないと思っていました。
しかし その一方で、
「だれかわたしのことを受け入れて、愛して、”生きてていいんだよ”って教えてよ」
という想いも強くありました。
自分で自分を認めることができなかったから、誰かに認めてほしかったんです。
この孤独感や自己肯定感の限りない低さ、自分で自分を傷付けたくて仕方ないという心理が、幼少期の経験や家庭環境から強く影響を受けていることを知り、
同時に、宮城先生ご自身が 本当に変わった、ご自身と向き合った。という経験談を聞いて、
「自分で変わる方法がわからないなら、教わればいいんだ」
と、気付きました。
学校といっしょですよね。シンプルに、わからないなら教わればいい。
だれも教えてくれなかったのだから、わからなくて当たり前。
親でさえも「もっと自分を大切にしてよ」と言うわりに、大切にする方法を教えてくれなかった。
大切にしてといわれてもできない自分。
変われと言われても変わることのできない自分。
できない尽くしで、また自分を責めて、どんどん嫌いになっていく。
この負のループから抜け出したい、と強く思いました。
学び続けた4年間
宮城先生に出会ってから、自分とひたすらに向き合いました。
なぜこんなに自分のことが嫌いなのか。なぜなにも良いところがないと思ってしまうのか。
恋人になってくれた彼らは、わたしの良いところを知って、好きになってくれたから、お付き合いしたはずなのに。なぜ、その愛情を受け止められなかったのか。
思い出したくもなかった過去とも向き合い続けました。
正直、しんどかったです!驚くほど辛かった!ギャン泣きしながら向き合いました笑
向き合い続けていくなかで、「過去の自分に声をかけてあげるなら、どんな声をかけてあげるだろう?」と考えました。
少なくともわたしは、好きでネガティブになったわけではなかったし、望んで自分を嫌いになったわけでもない。
いじめられたきっかけだって、容姿や雰囲気、周囲のストレス発散みたいなもので、自分から「いじめて!」と言った覚えもない。
もしかしてわたしは、自分が思っているよりも傷ついていたのではないだろうか?
やり場のない怒りや、フタをしていた感情があったのではないか?
・・そう考えたときに、過去の自分にいろんな言葉をかけてあげました。
辛かったね。寂しかったね。もっと甘えたかったよね。
よくがんばったね。たくさん耐えてきてすごいよ。頑張り屋さんだね。
もうがんばりすぎなくていいんだよ。これからはたくさん甘えよう。
たくさん愛してもらおう。
わたしは、過去のあなたを大好きだよ。愛しているよ。
泣いている小さな子をそっと抱きしめるように、自分自身にたくさん優しい言葉をかけてあげました。
それはわたし自身がずーっと求めていたものだったんです。
誰かに認めてもらう前に、わたし自身が受け止めてあげよう。
そうすることで、ずいぶんと救われたように思えました。
”自分を承認する”ということ
培ってきたものがたった数回でどうにかなったわけではありませんでした。
24年間、望まずとも置かれていた環境で染みついたものが、数ヶ月程度でどうにかなるものではない。ようやく自己肯定感高まったな、と思えるようになったのは、正直 つい最近です。
4年間学び続けて 失敗し続けて 傷ついて傷付けて 転んでもひたすらあきらめなかった。
わたしはわたしの幸せをあきらめたくなかった。
だからここまでやれたのかもな、と思います。
わたしがしたことは、そんなに大々的なものではありません。
過去も含めた自分自身を見つめ続けたこと。
日常が辛かったからこそ、学んだこと、教わったことをひたすら考え続けたこと。
失敗しても、傷ついても、おおよそ褒められるようなことでなかったとしても、
キライな自分も含めて、なにがあっても、自分自身の味方であり続けたこと。
まわりに少しずつ、弱い自分を見せていったこと。
・・こうして書くと「そんなことできない!」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
いまはそれでいいんです。あなたにはあなたのペースがある。
ただ、その一方で、行動することで変わるものがあると、
わたしがやれることは、ぜったいにあなたもできると、わたしは信じています。
あなたがあなたを信じられないとしても、わたしはあなたを信じます^^
なんだか長くなってしまいましたが、わたしがメンヘラを脱却したのは、おおよそこんな流れでした。
そして忘れてはならないのが、わたしひとりでがんばったわけではない、ということ。
宮城先生、カレッジで出会った仲間たち、友人、同僚、復縁した(そして別れた)元彼、いまお付き合いしている彼、親や家族・・そして、セラピストとしてのわたしを頼ってくれるみなさん。
まさにこれを読んでくれているあなたがいてくれるから、わたしはがんばれるし、がんばってこれたんです!
あなたは決してひとりじゃない。
誰かがいなくても、わたしがいます。
幸せ、つかんでいきましょう^^
今回はわたしの経験談でした!
なかなかに濃い経験たくさんしていますので、話すネタは山ほどありますよ!笑
また次回もいただいたお題から、コラムをお届けいたします!